塾を選ぶ際には、いくつかの候補を比較することになると思います。授業内容や講師といった部分は、よく比較すると思いますが、それ以外にも確認しておきたいことがあります。
いずれも、ちょっとしたシステム面のことなのですが、軽視してはいけません。ちょっとしたことでも、塾に通い続けているうちに不便を感じるようになることがあるのです。
また、不便を感じるだけでなく、塾に通いたくなくなる原因になる場合もあります。
必ず入塾前に確認しておくことをオススメします。
1.授業の振り替え
体調不良などで授業を欠席した場合に、別の授業に振り替えることが出来るかを確認しましょう。出来るケースと出来ないケースがあるはずです。
個別指導塾は講師の都合で振り替えが出来ない場合が多いので、注意が必要です。集団塾の場合には、別の曜日のクラスに振り替えることが出来るのが一般的です。ただし、何らかの条件があることが多いので確認しておいてください。
2.定期テスト対策はどのように行っているのか
中学生の場合、高校受験が目標になりますが、内申点を考えると学校の定期テストも重要です。また、勉強が出来るようになったと感じるのは、学校での定期テストの点が上がったときです。
地元に密着した塾ですと、中学校別に定期テスト対策をしてくれるところもあります。
具体的に説明を聞いて、比較してみることが大切です。
どんなことをしてくれるか聞いてみて、具体的な回答がある塾は期待できます。「ちゃんと対応しますよ」的な一般的な回答だと、不十分なケースもあるので気を付けてください。
定期テストの点が上がらないと、勉強する気が続かないので、短期的な成果(学校の定期テスト)についても確認しておくことが必要です。
3.受験指導はどこまでしてくれるのか
受験指導で大切なのは情報量です。中学校でも進路指導はあると思いますが、やはり専門家である塾のほうが情報量や分析力に優れているといわざるを得ません。
ただし、塾の中でも違いがあります。どうしても合格実績に目が行きがちですが、それ以外にも受験指導の面談の回数なども確認しておくことをオススメします。