中学生向き夏期講習選びで予算(費用)より先に決めておきたいこと

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普段は塾通いをしていない人でも夏期講習だけは参加するという人も少なくありませんよね。
となると、親としてまず気になるのは予算・相場。

勉強のことだからと言っていくらでもお金をかけられるわけではありません。
そもそも、夏休みは何かと出費がかかるものです。

このため「予算を決めてから夏期講習選び」となりがちですが、お金よりも先に決めておくべきことがあります。

夏期講習に行く目的を明確にする
夏期講習に行く目的は大きく分けると2つです。
(1)家にいても勉強しないので塾(講習)で勉強しておく
(2)苦手な科目を克服する(または得意科目を作る)

学校が休みになるので、学校で勉強しなくなる分を塾で代わりにしようと考えるのが(1)。こちらはどちらかというと成績(学力)をキープしておくためのものです。

一方、(2)は空いた時間を活用して、成績を上げようというもの。夏期講習というと自動的に(2)を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、(1)も立派な目的です。

(1)(2)のどちらが良い悪いはありません。
どちらのほうが自分に向いているかがあるだけです。

気をつけなければならないのは、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とならないようにすることです。つい欲張ってしまいがちですが、(1)(2)の両方を夏期講習の目的にすると上手くいきません。

理由は、カリキュラム(時間割)の違いです。
目的が(1)の場合は、5科目を平均的に勉強できるようなカリキュラムが向いています。

仮にトータルで20時間であれば、英国数理社で4時間ずつといった具合です。(20時間というのは仮の数字でこれが標準的な夏期講習の時間というわけではありません。)

これに対し、目的が(2)の場合は、同じ20時間でも英語だけで20時間といったような選択と集中が必要です。成績を上げよう(ニガテを克服しよう)と思ったら、集中的に勉強しなければ効果が上がらないからです。

つまり、目的を(1)にするか(2)にするかによって、選ぶ夏期講習のカリキュラムが変わってくるのです。

夏期講習に通う目的が「苦手な科目を克服する」なのに、5科目を平均的に勉強できるようなカリキュラムの夏期講習を選んでも意味がありません。意外とこうした人が多いので気をつけてください。

まずは目的をどちらかに決める
予算を決めるのはそれから。

この原則を忘れないようにしてください。

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