初めて塾に通おうと思っている人が間違ってしまいがちなのが塾探しのタイミングです。
「新学期、新学年になったら塾にでも…」と思っているようでは出遅れてしまいます。
学校の新学期は4月からですが、塾の新学期は3月から始まることが多いからです。
もちろん4月以降に入塾することもできますが、デメリットも少なくありません。
4月以降に塾に入る場合のデメリット
4月以降に入塾するデメリットのひとつは塾の授業に遅れてしまうことです。少しなら取り返せると思いがちですが、スタートで出遅れるのは心理的なプレッシャーとなってしまうことが少なくありません。
思春期の中学生にとって、周りと違うということは周りが思う以上に大きなプレッシャーとなります。このプレッシャーが勉強にマイナスの影響を与えることがあるのです。
また、塾のクラスで仲間にうまく入れないこともあります。一緒のタイミングで入塾した子同士で仲良くなっていたりすると、あとからはなかなか溶け込めないこともあります。
塾で友達を作ることが目的ではありませんが、教室の中で肩身の狭い思いをしていては勉強にも集中できません。また、勉強仲間がいないのは塾に通うメリットのひとつがなくなってしまうことを意味します。
こうしたデメリットを避けるためには、塾の新学期である3月の新クラス誕生時から入塾しておくことをオススメします。
新クラスに入塾し損ねた場合は…
すでに塾で新クラスの授業が始まってしまっているような場合は、無理して4月に入ることはオススメしません。先に述べたようなデメリットがあるからです。
こうした場合は次に入塾者が増えるタイミングまで待ってみることをオススメします。
そのタイミングは、1学期の期末試験が終わった頃から夏期講習前までです。
1学期の成績を見て、このままではマズイと思って塾に入ろうとする人が増えるのがこのタイミングです。ほかにも入塾者がいれば、クラスの中で肩身の狭い思いをすることもありませんし、塾側も新生徒へのフォローに注力してくれます。
塾探しで出遅れてしまったら、こうしてタイミングを待つことも必要です。
無理してあわない塾には行ってしまうよりも効果的でもあります。
次のタイミングを待つまでは自宅での新しい勉強法にチャレンジしてみてください。
塾に通っても家で勉強することは必要です。塾だけの勉強では絶対量が足りないからです。
参考書や問題集を使った勉強がニガテというのであれば、スタディサプリがオススメです。
塾の授業のような内容を動画で視聴することができるからです。
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