小学校6年生は卒業関連のイベントで何かと忙しいものですが、中学入学のための準備もしておかなければなりません。卒業式が終わってからでは遅すぎるものもあるからです。
卒業関連の準備と並行して進めておくべきものをまとめました。
(1)入学する中学校のホームページをチェック
中学入学準備として最初にしておきたいのは入学する中学のホームページをチェックすることです。ここに新入生向けの情報が掲載されていることがあるためです。
例えば、入学式前の春休み期間中に部活動の体験入部のようなものを受け付けている学校もあります。こうしたものをチェックして参加しておくと、入学後にスムーズに学校生活が進められます。
「そんなのあったんだ。知らなかった…」と入学後に思うと、周りと比べて出遅れた気分になってしまいます。参加しないにしても、そうしたものがあったということを知っておくだけで気分が違います。
こうした情報を見逃さないためにも入学予定の学校のホームページは必見です。
最新情報を確認するため、こまめにチェックすることをオススメします。
(2)入部希望の部活動候補を絞っておく
ホームページをチェックしたら入部希望の部活候補を決めておきましょう。
どんな部活動があるのかはホームページを見ればわかります。
運動部でも文化部でも中学から新しいことを始めようと思っているのであれば、その分野について事前に調べておきましょう。入部してから、こんなにキツイものだとは知らなかった…とならないようにするためです。
ほとんどの中学校では入学後すぐに体験入部期間というものがあります。
候補をすでに決めておけば、この体験入部にもすぐに参加することができます。
なんとなく友達に誘われて、一緒に体験入部して、そのまま正式に入部することになった。
でも、後で知ったらあんな部活もあったんだ…あっちも面白そうだな…とならないように。
部活動が充実しているかどうかは中学校生活で大きなウェートを占めます。
ぜひ、事前に候補を決めておきましょう。
(3)家庭学習の習慣をつけておく
中学校に入れば宿題以外にも自宅で勉強する習慣をつけなければなりません。
中学に入ると各教科とも専門化が進み、一気に難しくなるからです。
学校の授業についていけないようになったら塾に通えばいいという考えでは手遅れになりがちです。そもそも、授業についていけなくなった段階でかなり手遅れだからです。
そうならないように自分なりの勉強スタイルを確立しておかなければなりません。
そのチャンスが中学入学前の3月です。
4月に入り入学してしまうと、新生活の疲れから家で勉強する余裕などありません。
習慣化されて入ればイイのですが、そうでないとなかなか勉強まで手が回りません。
そうしているうちに中間テストが始まり、授業が分からなくなってきて…というパターンに。
これを避けるためには3月中に家庭学習の習慣をつけておくことが必要です。
6年生の3月は塾だけでなく通信教育なども各種キャンペーンを行っています。
こうしたものの中から自分にあったものを探して試しておくことがオススメします。