中学3年生の秋以降に塾を変えるのは効果的か?

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中学3年生の秋となるといよいよ高校受験まであとわずか。現実的な志望校もそろそろ決めないといけない時期です。この時期に成績が順調に伸びているのならいいのですが、伸び悩んでいたり、成績が下降しているとなるとピンチですよね。

この時期になって、いままで通っていた塾を変えることを考える人もいるようですが、受験まで半年を切った段階で塾を変えるのにはデメリットもあるので気をつけなければなりません。

中学3年生の秋以降に塾を変えるデメリット
高校受験まで半年を切った段階で塾を変えることのデメリットのひとつは、新しい塾に馴染めないまま高校入試当日になってしまうということです。「馴染めない」というのは教室の空気だけではありません。

塾を変えると、使用する教材も変わりますし、勉強のペースも変わります。
新しいものに慣れて効果が出るには、それなりの時間が必要です。

それが入試当日に間に合わない可能性があります。
新しい環境というのは誰でも大なり小なりストレスを感じるものです。

受験勉強自体でストレスを感じているところに、さらに新しい塾に通い出すということで新たなストレスが加わると、体調面や心理面にも悪い影響を及ぼす可能性があります。

本人に「塾を変えてラストスパートしたい!」とやる気がみなぎっていたとしても、ペースがつかめず、途中でダウンしてしまうこともあります。新しい塾に変えるのは避けたほうが無難です。

冬期講習など短期間ならアリ
新しい塾に変えるのはデメリットがありますが、冬期講習など一定期間(長くても2週間)だけ新しいところに通うというのはアリです。短期間であれば緊張感のあるまま集中して勉強することができるからです。

また、冬期講習はその期間だけ来る人向けのカリキュラムにもなっているのでペースについていけないということもありません。ただし、時期的にインフルや風邪などをうつされないようにすることが大切です。

何かを変えたいなら学習ソフトを導入
いまのままの塾では成績が伸び悩んでいるので、冬期講習前までに何かを変えたいと思っているのであれば、学習ソフト(通信教育系)を導入することをオススメします。

こうしたものは続かないことがデメリットですが、この時期(受験まで半年以内)となると、どんな受験生でも勉強しなきゃという気持ちが上がってくるものです。また、部活など勉強を邪魔するものもありません。

それだけに、この時期から使い始めると効果が高いものです。
塾とは違って、こうしたものは気分が乗っているときは一気に勉強できるのもイイところ。

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