塾に通っているけど成績が上がらないから家庭教師にしようかと思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は番外編として塾選びではなく、家庭教師選びのコツを記載しておきます。
ポイントは、何よりも家庭教師(講師)の変更ができるかです。
評判の良い先生が、誰にとっても良い先生とは限りません。
特に1対1で指導する家庭教師の場合は、お子さんとの相性が何より大切です。相性が良い先生と巡り合うことで劇的に成績が上がることもありますし、逆に相性の悪い先生だと勉強が嫌いになってしまうこともあります。
お子さんの状況に応じて相性の良い先生は変わります。
勉強に苦手意識を感じ始めたときと、勉強の面白さに気づいてやる気になっている時では、相性の良い先生は異なります。叱咤激励してくれる先生があう時もあれば、やさしく教えてくれる先生があう時もあります。
特にいわゆる「プロ講師」と呼ばれる人の中には、「教科を教えることのプロ」に専念していて、勉強のやる気やモチベーションを引き上げる部分は苦手な講師もいます。やる気が中途半端な状態で、こうした「プロ講師」に教わっても、思ったほど成績が伸びないということになってしまいます。やる気を引き出す面では年齢が近いので学生講師の方が優れている(相性が良い)こともあります。
ただし、「相性」の問題は本人同士でしか分かりません。その点で、途中での講師変更が大切になってきます。家庭教師の紹介を依頼する場合、講師の変更ができない(可能でも料金が高い)ところもあるので、この点を確認するようにしてください。
「ウチはプロ講師だけしかしませんので安心してください」といったことを言うところは疑ってみるほうがイイです。プロ講師だからと言ってみんなが優れているわけではありませんし、相性の問題もあります。
変なプライドが高く、決まった勉強法を押しつけてくるプロ講師もいます。
もちろん、それで成績が伸びることもあるのですが、やる気を失ってしまうこともあります。
相性が合わなかったときに変更できるかは事前に必ず確認しておくことをオススメします。