塾を選ぶ際には、ホームページをみたり、パンフレットを取り寄せて比較することが多いかと思います。最近ではネットの口コミを参考にすることも多いのではないでしょうか。ただし、ネットで確認できるのは表面的かつ一面的な情報だけです。
入塾前には必ず教室を訪問して自分の目で確認しておきたいことがあります。
面倒でも自分の目で確認しておかないと塾には行った効果がありません。
また、途中で塾を替えるのは、勉強のペースも乱れ、大きなマイナスです。
そうならないように、必ず次のことを確認しておいてください。
教室の雰囲気を必ず確認
入塾前に確認すべきなのは、教室の雰囲気です。 ホームページに写真が掲載されていたとしても、実際の雰囲気は教室を訪れてみないと分かりません。
特に「小学生がどのくらいいるか」は、確認しておく必要があります。
気づきにくい点ですが、重要です。
中学生にとって、「小学生と同じ塾で勉強する」というのは、あまりいい気がしないものです。授業が別でも、その気持ちは変わりません。
中学生は、「小学生は子どもだけど、自分は、もう子どもではない」と思い始める時期です。
それでけに、小学生と一緒ということに抵抗を感じるものです。
どうしても、小学生が多い塾だと、教室全体の雰囲気(掲示物など)が小学生中心になってしまいます。 これが中学生にとっては、いまいち勉強する気になれない原因となります。
逆に、高校生も通うような塾であれば、中学生には教室の雰囲気が「大人っぽく」感じられます。 こうしたことが、「自分もしっかり勉強しなきゃ」という気持ちを後押しします。
大人から見れば、中学生も小学生も、もっと言えば高校生も「子ども」かもしれません。
しかし、中学生にとってみれば、そうではありません。
塾に通う一つのメリットは、「周囲から刺激を受けて勉強する」ということです。 教室の雰囲気(小学生がどの程度いるか)は、パンフレットやホームページでは、決して分かりません。
実際に塾に通うことになる時間帯に教室を訪問してみてください。
その教室の雰囲気がわかると思います。