中学3年生になると、いよいよ高校受験に向けて本格的に勉強を始めなくてはならなくなります。
入学試験は1年先のことだとしても、公立高校の場合は内申書の成績も合否判定に関係します。このため3年生になったら、学校の定期試験でも気を抜くことが出来ません。
そこで、3年生になってから塾に通い出す生徒や、通う回数を増やす生徒もいます。全国的な調査でも中学3年生の学習塾費は2年生までと比べてかなり上がっています。
中学3年生の学習塾費は年間32.6万円
文部科学省が2年に一度、全国的に行っている「子どもの学習費調査」によると、公立校に通う中学3年生の学習費の平均は年間326,333円となっています(平成26年度)。
同じ調査で中学1年生のときが125,018円、2年生が161,115円なので、中学2年生のときの約2倍かかるということになります。
約2倍ということは、受験学年になることで月謝が上がる塾もありますが、その分よりも塾に通う回数を増やしたり、夏期講習や冬期講習にも通うようになることが影響していると思われます。
ちなみに、私立中学校に通っている生徒の場合は3年生のときでも年間約15.6万円。2年生のときが14.1万円なのでほとんど変わりません。私立の場合は基本的に高校受験がないためだと思われます。
塾にはどのぐらい(週何回)通っているのか
年間で326,333円といっても高校入試は2月が中心です。ということは、塾に通うのは4月から2月(または1月)までの10ヶ月から11ヶ月間となります。
なので、月謝に直すと月3万円が目安。
ただ、これだと夏期講習、冬期講習がゼロということになります。
夏期講習、冬期講習で合計5万円とすると、月2.5万円ぐらい。集団塾か個別塾かによって月謝は違いますが、塾にはだいたい週2回(2科目)通えることになります。
2科目となると英語と数学になる人がほとんどではないでしょうか。
塾にも英語と数学のクラスが多いことから想像できます。
高校受験が5科目の場合は、ほかに国語、社会、理科を勉強しなければなりません。
となると、塾以外でどのように勉強するのかが大切になっていきます。
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