集団塾と個別指導塾のデメリットを塾長経験者がこっそり教えます

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塾選びのひとつのポイントとなるのが集団塾にするか個別指導塾にするかです。
どちらにも、それぞれの良さがあり迷いますよね。

ただ、資料請求をしてみたり、教室見学をしただけでは情報が不十分です。
どうしてもメリットの比較になってしまうからです。

集団塾にも個別指導塾にもデメリット(短所)があります。
このデメリットがメリットを上回ってしまうこともあるのです。

パンフレットやホームページでは語られることのない集団塾と個別指導塾それぞれのデメリットについて、意外と知られていないものを塾長経験者の視点で説明したいと思います。

意外と知られていない集団塾のデメリット
集団塾のデメリットに「遊び友だちができてしまう」というのがあります。塾に勉強しに行ってるのではなく、塾友だちとおしゃべりするために行くというパターンです。

特に、授業前や授業後。
自習のつもりが友だちとおしゃべりしてただけなんてことになりがちです。

授業を受けていれば問題ないんじゃないと思うのは間違いです。
友だちとのおしゃべりが楽しみで授業に集中できなくなってしまうのです。

塾は勉強しに行くところ。友だちづきあいは最低限に。
と割り切れればいいのですが、中学生ではなかなか割り切れません。

集団塾の場合は、どうしてもグループができてしまい、グループつきあいで時間を取られてしまうこともあります。遅い時間まで塾に行ってるのに成績が伸びないというのは、だいたいこのパターン。

塾に遊びに来てる状態になってしまいがちなのが集団塾のデメリットです。

個別指導塾の意外なデメリット
個別指導塾のデメリットは、100%理解しようとしてしまうことです。
個別指導塾では、わかるまで先生が教えてくれます。

何か分からないことがあったら、先生に聞く。
さらにわからないことがあったら、また先生に聞く。
で、わかるようになってから次に進む。

悪いことではないのですが、これでは時間がかかってしまいます。勉強は理解度が80%程度でも、次に進むことで理解度が100%になるものも少なくありません。

また、理解度80%のままでもテストではイイ点が取れたりするものです。
何でもかんでも100%理解しようとしなくても良いのです。

例えば、テスト範囲が(A)から(E)まで5つだったとします。(A)から(E)までの理解度がすべて80%の場合と、(A)(B)(C)の理解度は100%だけど(D)と(E)の理解度は0%では、前者(すべての理解度が80%)のほうが良い点を取れるものです。

理解度を100%にしようとするのは効率の悪い勉強の進め方なのです。集団塾では理解度が100%にならなくてもムリヤリ次の単元に進めてしまいますが、個別指導塾ではそうではありません。

分からなければ聞くことができる。
このメリットのために、効率の悪い勉強になってしまいがちなのが個別指導塾です。

ただし、これは授業を受ける生徒の性格に寄ります。だいたいこれぐらいわかればイイやといい意味で割りきりができるのであれば、上記のようなデメリットは発生しないからです。

性格も考慮してデメリットになるかは判断してみてください。

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