通信教育には、昔からの「教材が郵送で定期的に送られてくるもの」から、 最近の「インターネットを活用したもの」などいろいろな形式のものがあります。

ここでは、「何らかの教材(テキスト)が、郵送やインターネットを通じて送られてきて、 それを用いて勉強する」ものを通信教育として、これと塾との違いを比較してみます。

塾と比較したときの通信教育の特徴は下記の通りです。

 

1.自主性に任せられる部分が大きい

通信教育の場合、いつ勉強するかは本人次第です。 これが良いところでもあり、悪いところでもあります。

通信教育は、教材が送られてきた後は、空いた時間でいつでも勉強することが出来ます。 部活動などで、あまり時間が取れない場合は、空き時間を有効に活用して勉強することが出来ます。

ただ、「いつでも勉強できる」ということは「いつまでたっても勉強しない」ということになりかねません。 学習習慣がない場合は、特にその傾向があります。

一方、塾には、決められた曜日・時間に通う必要があるので、半強制的に勉強時間が確保されます。 これにより、学校以外で勉強することのリズムが作られます。

もちろん、通信教育の場合でも、決まった時間に勉強する意志と実行力があれば、この点は問題ありません。

 

2.勉強場所を「用意」する必要がある

あたりまえですが、通信教育の場合、勉強する場所を用意しなければなりません。 基本的には、自宅の勉強机になると思います。

しかし、自宅の勉強机が「すぐ勉強できる状態」になっていることはマレです。 散らかっていたり、教科書や参考書が揃っていなかったりします。

すると、「勉強できる状態にする準備」が面倒に感じられます。 このため、いつまでも勉強を始めないということになってしまいます

特に、学習習慣がない子の場合は、勉強を始めるまでが大変です。 何事もスタートを切るときが一番、力が必要になるものです。 (飛行機の離陸をイメージすると分かりやすいかと思います。)

その点、塾は行けば「すぐ勉強できる状態」になります。 学習習慣がない子の場合は、ここが通信教育と塾の大きな違いとなります。

 

3.スランプのときの後押しが少ない

勉強をしていると、誰でもわからないことが出てきます。 また、なかなか成績が上がらないスランプの状態になることもあります。

通信教育でも、こうしたときには添削メッセージやインターネットなどで手助けしてくれる仕組みがあります。 しかし、塾と比べると、どうしてもこうした後押しが少ないものです。

塾には「場のちから」と呼ばれるものがあります。 同じ空間に勉強する人が集まることで、お互いに刺激しあうものです。

これは、他の生徒からだけでなく、先生、教室長、塾長からも受けることがあります。

スランプのときには、理屈よりも心理的な後押し(ちょっとした一言など)のほうが効果的です。 そうしたことは、普段から接している人からしか受けられないものです。

この点は、自分の力で克服することが出来る力を持っているのであれば、通信教育でも問題はありません。 むしろ、通信教育のほうが、さらにその力を伸ばすことになります。

ただし、まだそこまでの力がないというのであれば、塾の持つ「場のちから」を活用することをオススメします。

 

4.塾への行き帰りの時間が省略できる

これは家庭教師と同様に通信教育のメリットです。 特に、近くに塾がない場合は、無駄な時間がなくなるので大きなメリットになります。

 

5.通信教育のほうが費用がかからない

一般的に通信教育のほうが塾より費用がかかりません。

 

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