中学生は何年生から塾通いしているのか?

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新学期になり、そろそろ塾通いを始めないと…と考えている中学生も多いのではないでしょうか。公立中学校に通っている中学生は高校受験のために学習塾に通うことが一般的です。

義務教育の中学までは誰でも進学できますが、高校へ進学するには受験をしなければならないからです。

このため中学入学と同時に塾に通い出す人もいるぐらいです。その一方で、受験は3年生になってからで良いと考えてる人もいます。この割合がどのぐらいなのかを調べてみました。

中学何年生から塾に通い始めているのか
通塾率を調べるデータとして文部科学省が行っている「子どもの学習費調査(平成28年度)」というものがあります。全国規模の調査で民間が行っているものよりも信頼性も高いデータです。

学習塾業界が行っている調査だと自らの業界に都合の良いようにアンケートを行ったりしている可能性も考えられますが、文部科学省の調査であれば、こうした心配はありません。

この中に一年間のうちに「学習塾費」を支出した人の割合がどのぐらいかがわかるデータがあります。これを通塾率としてみなすと学年別には下記のようになります。

公立中学生で塾に通っている子の割合
1年生 … 57.9%
2年生 … 67.8%
3年生 … 80.4%

こうしてみると1年生のうちから半分以上の子(約6割)が塾通いをしているということになります。
この数値は学年が上がるにつれ上昇し、受験学年の3年生では8割以上となります。

なお、支出した学習塾費の平均は下記となります。
1年生 … 20万3000円
2年生 … 24万0000円
3年生 … 40万1000円

3年生の40万1000円というのはかなりの高額ですよね。
単純に12で割ると月あたり3.3万円ちょっと。

実際には3年生の2月、3月は受験本番で、もう学習塾には通っていないことも考えられるので、実質10ヶ月でと考えると、1ヶ月あたり4万円近い金額になります。

ちなみに、1年生から3年生までの平均を足すと84.4万円となります。1年生から6割近い中学生が塾通いをしているということは、6割近い家庭で塾の費用として84万円もかかっているということになります。

塾の料金を節約するには
塾の料金を節約するには、塾で勉強する科目を少なくするのが効果的です。家でパソコンなどを使えば塾と同レベルの(あるいは、それ以上の)授業を動画で視聴することもできます。

塾だけにこだわらずに、こうしたものも活用してみてください。
受験学年だからと言って、受験する5教科をすべて塾に通うわけにはいきません。

自分で勉強しなければならない科目も出てくるのです。
塾と組み合わせられる家での勉強方法を検討してみてください。

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